- あわ
- I
あわ【安房】旧国名の一。 千葉県南部に相当。 房州(ボウシユウ)。IIあわ【泡・沫】(1)空気やガスを含んで丸くふくれた液体の玉。 水に生じる泡は, しばしばはかないもののたとえとされる。 あぶく。 気泡。
「~が立つ」「~と消える」
(2)口のあたりに噴き出た唾(ツバ)の玉。「口角~を飛ばす」
~を食・うひどくあわてる。 驚きあわてる。「~・って逃げ出した」
~を吹か・せる人を驚きあわてさせる。IIIあわ【粟】(1)イネ科の一年草。 ヒエとともに古くから栽培される。 高さ約1メートル。 夏から秋に花穂を出し, 多数の穎果(エイカ)をつける。 五穀の一つで, 飯や餅・団子にしたり, 酒・飴(アメ)などの原料。 また, 小鳥の飼料とする。 ぞく。 ﹝季﹞秋。(2)寒さや恐ろしさなどのために毛穴が縮み, 皮膚に生じるぶつぶつ。「肌に~を生ずる」
~散らす国〔「粟散国(ゾクサンコク)」の訓読み〕日本の異称。IVあわ【阿波】旧国名の一。 徳島県全域に相当。 阿州(アシユウ)。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.